ごあいさつ
ABOUT US

自由自在に形を変えることで、世の中を便利で豊かに変えていく。ゴムは私たちの暮らしに欠かせない素材です。
福山ゴム工業は、長靴や作業靴などの身近なものから、新幹線の部品といった意外なものまで、あらゆるゴム製品を生み出すものづくりの会社。業界のパイオニアとして、1947年からゴム製品の開発・製造に一貫して取り組んできました。
ゴムのような柔軟さと芯の強さ、どこにも負けないユニークな発想と技術。無限に広がるゴムのチカラで、私たちは機械と人を“足元”から支えます。
なぜ、イルカ?
なぜ、イルカ?
私たちは以前より、トレードマークとして『イルカ』を掲げてまいりました。イルカは親愛の情を示す動物で、繊細で緻密な知恵を持ちながらも、大胆すぎるくらいの行動力を持ち合わせています。これは社是及び行動理念にも通じるもので、今後も顧客ニーズにこたえるべく、社員一丸となって研究開発を推し進め、さらなる大海を目指して泳ぎ続けます。
また、今後より一層『親愛性ある工業系ブランド』として、皆さまのお役に立てる存在を目指すにあたり、この度のロゴ刷新となりました。 2頭のイルカは、お互いを補完しあう工業用品部門と履物部門を表しています。この2頭が並んだ姿は、強さや丈夫さを意味するフォルテシモ(ff)をイメージしています。また、看板の緑色は環境配慮への取り組みを強化していくことを表しています。

2021年 3代目のイルカ

1983年 2代目イルカのロゴ

1970年 初代イルカのロゴ
補完しあう2つの部門
補完しあう2つの部門
福山ゴム工業は、工業用品部門と履物部門の2本柱からなります。1947年に現早川ゴム株式会社から分離独立して以来、一貫してゴム製品の製造に携わってきました。創業当初は、布靴・ゴム靴などの生産が中心でしたが、時代の流れやお客さまのニーズに合わせて業務を拡大し、幅広い分野で工業用ゴム製品の開発・生産を行っています。現在では、工業用品部門と履物部門がお互いを補完し合うことで、とても良い相乗効果が生まれています。

1947年 ゴム草履製造から始まりました。

列車用部品など工業用品部門が1961年からスタートし、現在に至るまで50年以上の継続採用を頂いております。

工業用品では、ゴムクローラやエアボスタイヤなどのヒット商品を生み出しています。

履物では、寅さんやジョルディックなど、ワーク業界では認知度の高い商品を開発してきました。

衛生面において要求規格・基準が非常に厳しい上水道のソフトシール用の認定ゴムを開発し、量産しています。

N700系のあらゆる箇所に弊社のゴム製品が採用されています。
品質への取り組み
(SDGs. 12 | ISO9001)
品質への取り組み
2008年に品質マネジメントの国際規格「ISO9001」の認証を取得しました。この規格は、安定した品質の製品やサービスを提供するシステムを企業内で構築することを目的としたものであり、製品やサービスの品質保証をする仕組みのみならず、顧客満足の向上を導きだす仕組み構築も求められます。
これらの考えを全社員が理解し、会社の目標と連携の取れた自らの目標に取り組むことで、当社にとって重要な役割である “自社の品質レベルを向上させ、お客様に安心して商品を購入していただくこと”を果たすことに繋がっています。品質方針を以下の通りに定め、継続した技術開発・品質向上を実施。信頼を合言葉に未来へ躍進します。
●品質方針
継続した技術開発、品質向上により、お客さまに信頼される製品づくりで、顧客満足度 100%を目指す。
- ・ 常にお客さまの新しいニーズを先取りした技術開発で、満足いただける製品を開発し、資源の有効活用のために省資源・リサイクルの課題にも取り組む。
- ・ お客さまからの不具合情報には真摯に取り組み、品質向上により信頼を勝ち取る。
- ・ 福山ゴム工業株式会社の全部門間の議論による合意に基づき、課題の解決を計り、継続的改善活動で顧客満足度100%を目指す。
福山ゴム工業は、身の回りのことから少しずつSDGsに取り組んでいます。一歩一歩着実に豊かな未来に向けて。


品質向上と、顧客満足度向上を満たす仕組み構築を求められます。

各製品の規格や基準を守られているか、一つひとつ検査機器にて確認していきます。

規定された強度と伸縮性を満たしているかを検証する引っ張り試験。

中国の工場にて検品済みの商品を、社内にて二重チェックを行います。

靴の屈曲試験で、安定した履き心地を再現しています。

自社で試験場を整備しており、走行試験を実施しています。
環境への取り組み
(SDGs. 07 09 11 12 13 14 | ISO14001)
環境への取り組み
2008年に環境管理の国際規格である「ISO14001」の認証を取得。省資源化、温室効果ガス削減、環境教育などの活動により、汚染防止と環境保全のためのシステムを構築し、環境負荷の低減と循環型社会の実現に努めています。環境問題を企業としての社会的責任ととらえ、「環境方針」に基づき、環境保全活動に全社員が取り組んでいます。
再生処理や業者連携でのリサイクルなどの3R(リデュース・リユース・リサイクル)から社内教育や近隣清掃なども含め、SDGsに紐づいた活動を通し、社内の環境意識・美化意識を向上させています。
●環境経営の基本
福山ゴム工業株式会社は、環境への取り組みを「生産部門」「商品開発・サービス部門」「管理部門」の3つの部門から推進し、ものづくり企業として、製品開発から販売にいたるまでの過程で、地球環境に貢献できるよう様々な取り組みを実施しています。
福山ゴム工業は、身の回りのことから少しずつSDGsに取り組んでいます。一歩一歩着実に豊かな未来に向けて。







省資源化、温室効果ガス削減、環境教育などの様々な活動により、汚染防止と環境保全のためのシステムを構築。

輸送の効率化によりエネルギーの削減だけでなく、納期の短縮化を実現。

ゴムばり(はみ出た部分)の一部はリサイクルとして業者にて引き取り。

使用済みのフォークリフト用タイヤを引き取り、再生処理を施したホイールを再度タイヤへ装着して販売。

入社教育や社内昇格選考講習のカリキュラムに環境教育を組み込み、内部監査員養成研修を実施。

地域の清掃活動を毎月実施し、従業員の環境意識や美化意識の向上を図る。
働き方改革への取り組み
(SDGs.05 08)
働き方改革への取り組み
2011年に「広島県仕事と家庭の両立支援企業」および「広島県男性育児休業等促進宣言企業」に登録。出産・育児、介護支援、社会保障などのガイドブックを作成し、周知徹底を行っています。
また、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員がその個性と能力を十分に発揮し安心して働き続けることができる雇用環境の整備を図るとともに、社会と地域に貢献するため、以下のような行動計画を策定しています。
●取組事項
- ・ 育児などへの積極的参加ができるよう、はじめの一歩として「週末をノー残業デー」としました。他の出勤日についても、引き続き残業時間の削減に本気で取り組んでいます。
- ・ 性別を問わず、育児休業等取得者を応援する経営者からのメッセージを社内に周知しています。
- ・ 子どもの病気や健康診断、予防接種などの場合に安心して休めるよう、様々な取り組みを行なっています。
例えば、法定で子が6歳年度末までと定められている「子の看護休暇」は、会社独自で子が12歳年度末まで延長。さらに、当該休暇は有給扱いとしています。 - ・ 出産育児等に関する制度および、各種ハラスメントについて社内で気軽に相談できる対応窓口を設けています。
- ・ ジェンダー平等の理念のもと、性別に関わりなく活躍できる環境の構築を積極的に進めています。
一般事業主行動計画はこちら(PDF)
福山ゴム工業は、身の回りのことから少しずつSDGsに取り組んでいます。一歩一歩着実に豊かな未来に向けて。



働き方改革実践企業として広島県から認定されました。

広島県男性育児休業等促進宣言企業登録制度に登録。育メン休暇の取得に積極的に取り組んでいます。

広島県が推進する「仕事と家庭の両立支援制度」に登録しています。

出産・育児支援ガイドブック内のフロー図。2010年の初版から時代に合わせて定期的にアップデートしています。
展示イベント
展示イベント
履物部門では社内展示会を実施しているほか、ホームセンター業界最大の総合展示会「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW」や日本最大級の道工具・作業用品の総合展「ツールジャパン」といった社外展示会にも定期的に出展しています。既存クライアントに新商品をお披露目したり、新規クライアント獲得に向けて自社商品をPRするのはもちろん、ニーズの掘り起こしやトレンドをリサーチするためにも重要と考えています。

本社展示場では、履物の商品ラインナップを常時展示しています。

本社展示場でのイベント風景。

ツールジャパンへの出展。

福山ゴム工業の出展ブース。

自社ブランド「ラスティングブル」を展示。

ブランドユニフォームで参加。
企画と製造
企画と製造
工業製品・履物商品ともに、市場リサーチやクライアントからのヒアリングによりニーズを掘り起こし、一歩半先ゆく企画力と技術力で独創的な製品を数多く開発してきました。それらは、お近くのホームセンターから、世界各地の建設現場まで、あらゆる場面で長きに渡り、多くの人にご愛用いただいております。

低騒音・路面保護を目的として開発されたゴムクローラ。履き替えタイプも先駆けて開発・生産。

標準トラックリンクに新開発のゴムシューをボルトオンしたリンク直付けパッド※特許・実用新案登録済

多孔構造のエアボスタイヤ。エアータイヤのようにパンクせず、ノーパンクタイヤのような突き上げ感も解消。

作業靴の親方寅さんは30年以上愛され続けるロングセラー商品。累計販売足数は500万足を達成。

業界初のセーフティースニーカーを発売。“黒一色の無骨なデザイン”というそれまでの安全靴のイメージを一新。

長靴の強度を上げるためメッシュを裏地に使用した長靴は弊社が最初に開発。(近年は主流になっています)
流通と営業拠点
流通と営業拠点
営業拠点を本社と東京に置き、福山にある2つの工場で工業用ゴム製品を製造しています。履物部門は1965年に業界で初めて台湾で合弁会社を設立し、いち早く海外での生産活動を開始。現在は中国に生産拠点を移し、協力工場のもとで生産を行っています。在庫を十分に確保できる自社倉庫を備え、物流サービスとの連携で迅速な出荷を実現しています。

約4000㎡の広さをもつ第二工場履物倉庫及び出荷場では、大量の製品保管と検品を実施。

在庫と物流の連携で、輸送コストやエネルギー削減、納期短縮を実現。

工場内での仕分け作業